<初詣とは?>
もともは住んでいる地域の氏神様をお参りするものでした。一年間の無事を感謝し、新しい年の無事と平安を祈るものです。
初詣は松の内(元旦から1月7日)までにすませます。
出典: キノギフト
■初詣(はつもうで)とは
初詣とは新年で初めて神社仏閣におまいりすることをいいます。昔は一家の主が身を清めて家族の無病息災を祈る風習がありました。初詣はその名残ともいわれています。
本来は、その年の恵方(えほう)にある神様にお参りするものです。しかし、現在は近くの神社やお寺にお参りするのが一般的です。
■年始回りとは
仕事のつきあいのある方への年始の挨拶は業界の慣例にしたがいます。年始の挨拶は松の内(7日)までに済ませるものとされています。元旦は家族でのんびり過ごされる方が多いため避けるのがマナーです。時間帯は10~4時程度に訪問するとよいでしょう。
訪問先では家にあがらず、玄関先で挨拶をすませます。
出典: 冠婚葬祭.com
<初詣での由来>
新年に、初めて神社やお寺に参詣し、その年の幸せや豊作などをお願いすることを初詣でや、初参りといいます。
初詣での時期は、元旦の参詣、1月1~3日までの所謂三が日間の参詣、1月7日まで松の内の参詣を初詣というなど、説が様々にあります。元旦の初詣では、大勢の人出が予想され、あえて元旦を避けて参拝する人がも増えています。
初詣での由来は2つあり、恵方参りを初詣でとした説と、神道の年籠りを初詣でとした説があります。もともとお正月は、神道の儀式であり、その年の福を司どっている歳神に鏡もちをお備えすることで、豊作や家内安全を祈ることが由来です。歳神のお供え物のおせち料理を頂き、歳神がいる方角に向かってお参りするのが恵方参りです。
年籠りとは、恵方参りよりも少し古く、氏子たちが、その土地の氏神をまつった神社にこもって、大晦日から元旦に家内安全や豊作を祈願する事を言います。この二つの参拝方法が、次第に合わさって、大晦日から元旦に神社にお参りする事が、初詣でへと変化したとも考えられます。
また、大晦日から新年にかけて、跨いでお参りすることは二年参りといいます。また、初詣でと同じく、元旦の行事として、初日の出を見に行くというものもあります。これは、歳神が朝日と共にくる、ということで見晴らしのいい山頂などで、朝日を拝むという風習もあります。
このように、恵方参りと年籠りが合わさっていった事が由来とされており、現在は松の内までに、新年の祈願を行うことが一般となっています。
出典: 由来広場
<初詣の意味や由来について>
初詣とは、新年になって初めて神社や寺院にお参りに行く事を言います。
そこで、一年間無事に過ごせた事に対する感謝の気持ちと、
新しい年もまた健康で幸せに暮らせるようにお願いをするのです。
この初詣は、元は〝年籠り〟という行事が後年に変化したものだと言われています。
年籠りとは、大晦日の夜から元日の朝にかけて豊作や家内安全を祈るために、
歳神様の祀られている神社に籠る行事です。
いつしかこれが、
大晦日の夜に詣でる「除夜詣」と
元日の朝に詣でる「初詣」に
分かれたとされています。
さらに初詣は、恵方参りといってその年に吉とされる方角にある神社や寺院への
お参りが始まりだったため、年によって訪れる場所が違っていました。
しかし今は恵方にはこだわらず、自宅の近くにある、ご利益がありそうだと思われるなど、
都合によって初詣に行く神社を選ぶ方が殆どのようです。
出典: 豆知識PRESS
【初詣って神社でもお寺でも良いの?】
初詣は本来、住み暮らす場所の守り神や、菩提寺への新年最初のあいさつ。神様に一年の無事をお願いしても、仏様やご本尊に祈願しても大丈夫です。古来の神道と伝来の仏教が融合し、寺社を選ばず参拝できるのは日本独自の風習かもしれません。
【お参りするのに最適な時間帯は?】
大みそかの夜から元日にかけての参拝は「二年参り」といわれ、より功徳が積めるといわれています。初詣自体には、時間の決まりはありません。そもそも深夜に大勢の人が特定の寺社に集まるようになったのは、電車の終夜運転が始まった1950年代以降といわれています。それまでは、大みそかの夜は家で歳神様を待ち、元日に雑煮を食べたあと初詣に行く人が多かったそうです。
【有名な場所でお参りしたほうが良いの?】
まずは、地域の守り神である氏神様がいる近くの神社へ、お寺なら菩提寺へ行くのが基本。神社信仰は、氏神様がまつられている地域を基盤とし、菩提寺にはご先祖様が眠っています。有名な寺社に行ったり、特定のご利益を求めたりすることはその後でも遅くはありません。また初詣の回数に決まりはありませんので、神社の氏子で、お寺の壇家という家は、両方に行きましょう。
【元日に行ったほうが良い?】
元日から3日までの「三が日」、7日までの「松の内」の間に詣でるのが一般的。参拝することができなかった場合は、15日の「小正月」までには行きたいところ。喪中の場合は初詣は避け、お札は、忌明け後に神社に受けに行きましょう。
【願い事はいくつまで?】
せっかくの機会、つい、あれも、これもとお願いしたくなるもの。でも、初詣は、まずは新年を迎えられたことを感謝し、祈願は一回にひとつが基本といわれています。また、家族の安全は多くの人がお願いすることですが、家族の分までというよりは、本人が、自分の気持ちに見合った額のお賽銭を自分で入れて、祈願しましょう。喪中の人や、事情がある人は、代理の人に参拝してもらってもよいかもしれません。
【参拝時の基本的なマナー】
神社の鳥居とお寺の山門は、俗世界との境界。くぐる際は一礼がマナーです。また、神社の参道の真ん中は、神様の通り通です。参拝時は、左右どちらかの端に寄って歩くのが基本ですよ。
手水は、手のひらに水をためてそこに口を付けることが作法。柄杓に口を付けてしまうことは避けるべきです。また、個人の信仰に関わる場合もありますので、例えば外国人の友人といっしょに初詣に行った際などは、手水などを勧める前に、相手に確認をしたほうがよいかもしれません。
【ご利益は神様ごとに異なる】
氏神様や菩提寺に参拝を終えたあとは、七福神巡りをするなど、ご利益を求めて色々な場所を訪れてみてはいかがでしょう。ご利益は、神様ごとに異なりますので、願いごとに合う場所で参拝するのが効果覿面といえます。
出典: Pouchi
<松の内って何?>
松の内とは、門松を飾っている期間の事を指し、
門松の他しめ縄や鏡餅も同様に松の内の間は飾っておきます。
この松の内は元は1月15日まで、とされていました。
15日に歳神様が山(天)に戻られた後、
1月20日に鏡開きと言って歳神様にお供えをしていた鏡餅を割って食べて、
お正月行事を絞めていたのですが、徳川家光が4月20日に亡くなった事から
関東では20という数字を忌み嫌うようになり、20日の鏡開きが11日に変更されたのです。
そして、鏡開き(お正月行事の終わり)が11日であるのに、
15日まで松の内(歳神様が家にいる)とするのはおかしいという事から、
松の内の期間が短縮され1月7日となりました。
以後、徳川家の影響を強く受けた関東では1月7日までを松の内、
11日を鏡開きとするのが定着しました。
しかし、徳川家の影響をあまり受けなかったとされる関西では、
今も1月15日を松の内、20日を鏡開きとする地域も多く残っています。
<まとめ>
神社での初詣の際、鳥居をくぐったら真ん中は避けて歩くようにして下さい。
真ん中は神様の通り道となっています。
また、初詣を済ませた後は、寄り道などをせず真っ直ぐ家に帰りましょう。
これは、神様から頂いた力を家に持ち帰るため、と言われています。
出典: 豆知識PRESS
<初詣の参拝方法>
・鳥居
○鳥居をくぐる前に一礼する
○鳥居から先は神様の領域
・歩く時
通路の真ん中は神様の通る場所だから人間は少し端による
※神前についたのなら真ん中に立ちお参りしても良い
・手水舎(ちょうずや・てみずや)
1.左手を清める
右手で柄杓(ひしゃく)を持って水を汲み左手に水をかけて清める
2.右手を清める
柄杓を左手に持ち替えて右手を清める
3.口を清める
柄杓を右手に持ち替えて左手に水を受け止めて口に含む
柄杓には口を付けない
4.左手を清める
口をつけたから清める必要がある
5.柄杓の柄の部分を清める
両手で柄杓を立てて水を柄の部分まで垂れさせて柄を清める
6.柄杓をもとの位置に戻す
柄杓を伏せた状態で元のところに戻す
○手水舎をまとめると
左手を清める→右手を清める→口を清める→左手を清める→柄を清める
・拝
ゆっくり丁寧な動作で行う
<次に参拝の行い方>
基本は二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)
・軽く会釈する
・鈴を鳴らす
・賽銭を入れる
・腰を90度曲げておじぎをする(2回行う)
・柏手(かしわで)を打つ(2回行う)
○柏手はお馴染みの拍手の動作のこと
○柏手は胸の高さで打つ
○肩幅程度まで両手を開き打つ
○柏手を打つときは右手を少し下にズラす
○注意
神社では柏手を打つ
お寺では手を静かに合わせるだけ
・両手の指先を合わせて祈る
・腰を90度曲げておじぎをする(1回行う)
出典: NAVERまとめ
<参拝の服装>
服装は、特別な参拝以外は正装ではなくても問題ありません。
風邪を引かないように防寒対策をしっかりして初詣に出かけるべきです。
○ジーンズ
※ジーンズは本来「作業服」。いくらオシャレでも神様の前に進むのは失礼
○肩の出た服(キャミソール、カットソーなど)、華美・セクシーな服装
○サンダルなど
「伊勢神宮崇敬会」の規則には、
「男性は必ず上衣(ジャケット)・ネクタイを着け、女性は不敬にあたらない服装」で参拝するようにとの注意書きがあります。
出典: NAVERまとめ
<参拝のマナー>
・境内というのは、いわゆる聖域にあたるわけで大声を出したり、はしゃいだりしてはいけません。
・境内を歩くときには
神様の通り道である真ん中を避け、端によって歩く
・鳥居をくぐるときには、脱帽し、サングラスなどを外すのは最低限のマナーです。
・寒い時期ですので防寒は必要ですが、マナーも覚えておきましょう
ハンドバックを片手に持ちながらお参りするのもマナー違反です。
・しっかりと両手を合わせてお参りしましょう。
喪中の場合は、神社に初詣に行くのは避けましょう。
・神道では死は穢れと考えられているそう。
五十日祭りを終えると、鳥居をくぐってもいいようです。
着飾らなくてもよいが、自分にとっての晴れ着を選んでいこう。
出典: NAVERまとめ